済美小学校は、明治6(1873)年、鳴川町の徳融寺に魁化舎として開校し、昨年学校創立150周年を迎えました。
その間、校名も「三小区小学校「中辻小学校」「済美尋常小学校」「第四尋常小学校」など
変更を繰り返し、「奈良市立済美小学校」となったのは、昭和22(1947)年からです。
また、昭和31(1956)年には、火災で校舎が焼失してしまい、新たに建てられるまで近隣の小学校(佐保小や椿井小など)に通って学習していたお話を聞きました。
さて、今の校舎(本館、南館)は、平成19(2007)年に完成しましたが、それまでの校舎の正門は、下の写真です。今の校舎の正門と見比べてみましょう。
先代校舎の正門(平成15(2003)年頃)
今の校舎の正門
さて、済美小学校の創立記念日は4月11日なのですが、入学式の直後では、子どもたちの新しい学年の始まりに際し意欲がそがれてしまうのでは、ということで、先代校舎建築の上棟式が昭和32年6月29日にあったことにちなみ、今の校舎完成のタイミング(私の記憶では)で、この日を「創立お祝いの日」としています。
学校の誕生をお祝いしていていただくとともに、済美小学校をもっと好きになってくれたらと願い、今年度は6月28日を振替休業日としています。
最後になりましたが、この記事は過去の校長先生が発行された学校だよりを参考にさせていただきました。ありがとうございました。